Anker(アンカー)のSoundcore P31iは、5,990円で買えるノイズキャンセリング付きの完全ワイヤレスイヤホンで、評判はコストに対する機能の多さを評価する声が中心です。2025年11月4日に発売され、2026年9月19日時点でもセール時には4,990円前後まで下がることがあります。
ノイキャン、マルチポイント接続、専用アプリ、本体10時間とケース込み50時間の再生時間、IP55の防水防塵が、この価格に収まっています。弱点はSBCとAACにしか対応しないコーデックと、装着検知がない点です。
この記事では、レビューブログ、ITmedia Mobile、Gizmodo Japan、価格.comのニュース、楽天市場の口コミで確認できた内容を整理しました。音質、ノイキャン、接続、バッテリー、P30iやP40iとの違い、競合との比較、ペアリングの手順まで読めば、自分に合う一台かどうかを判断できます。
- Soundcore P31iは2025年11月4日発売で価格は5,990円
- 価格は5,990円から4,990円のセール価格まで動いている
- 評判の中心は機能の詰め込み具合で、音の派手さではない
- 音質は低音の迫力と聴き疲れしにくさに声が集まる
- ノイキャンは最大52dBで低音域に強く、無音にはならない
- 接続は安定していると評価されるが、人混みで途切れた声もある
- 通話、防水、装着感は日常使いに足りる仕様
- バッテリーは本体10時間、ケース込み50時間で、実測レビューもある
- 買う前に知っておきたい弱点はコーデックと装着検知
- 前モデルP30iからはドライバーが10mmから11mmに変わった
- P40iとLiberty 4 NCを選ぶ基準は遅延とノイキャンの強さ
- 5,000円台の競合はRedmi Buds 6 LiteとEarFun Air Pro 4が挙がる
- 接続できないときはケースの開閉と10秒間のリセットを試す
- Soundcore P31iを買うべき人と見送る人の線引き
- 5,000円台で選ぶならP31iという判断が妥当
Soundcore P31iは2025年11月4日発売で価格は5,990円
結論から書くと、P31iはAnkerのエントリー向けワイヤレスイヤホンで、発売時の価格は5,990円です。前モデルのSoundcore Life P2 miniから、機能がまとめて増えたモデルという位置づけになっています。価格.comのニュースも、ノイキャンを備えて全面的に作り直されたモデルとして紹介しました。
主な仕様は次の表のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年11月4日 |
| 発売時の価格 | 5,990円 |
| Bluetooth | バージョン6.1 |
| ドライバー | 11mmダイナミックドライバー |
| 対応コーデック | SBC、AAC |
| 連続再生時間(ANCオフ) | 本体10時間、ケース込み50時間 |
| 連続再生時間(ANCオン) | 本体8時間、ケース込み40時間 |
| 防水防塵 | IP55 |
| 重量 | 片耳約4.4g、ケース込み約58.6g |
| カラー | ブラック、ピンク、ホワイト、ライトブルー |
機能面では、アクティブノイズキャンセリング、通話用のAIノイズリダクション、マルチポイント接続、Soundcoreアプリでのイコライザー調整が入っています。低音を強める独自技術のBassUpも搭載しました。数字だけ見れば、1万円以下の価格帯で欲しい機能はひととおり揃っています。
価格は5,990円から4,990円のセール価格まで動いている
P31iを買うなら、定価で買うより値下がりのタイミングを見たほうが得です。発売時は5,990円でしたが、2026年3月31日にはITmedia Mobileが、ノイキャン搭載で最大50時間再生できるP31iが4,990円で買えると報じました。レビューブログにも、スマイルセールの4,990円は買いかどうかを検証する記事があります。
2026年8月には、ROOMIEが完全ワイヤレスでノイキャンも優秀なP31iが5,000円を切る特価になっていると紹介しました。つまり発売から約9か月のあいだに、5,000円前後の価格が何度か出ています。
1,000円の差を大きいと見るかは人それぞれですが、もともと6,000円弱のイヤホンなので、1,000円の値引きは約17%にあたります。急いでいないなら、Ankerの公式ストアや販売ページでセール情報を確認してから買う手があります。価格は時期で変わるため、購入前に販売ページの表示を必ず確認してください。
評判の中心は機能の詰め込み具合で、音の派手さではない
レビュー記事を読み比べると、褒めている点はほぼ共通しています。ノイキャン、マルチポイント、アプリ連携、大容量バッテリーの4つが、5,000円台のイヤホンにそろって入っている点です。ある記事はこの4つを、日常を便利にする「全部入り」の構成だと評価しました。
音に強いこだわりはないが機能は充実していてほしい、という人の需要を最小限のコストで満たす。これがP31iに対するレビューの大まかな見方です。実際、レビュー記事のタイトルには、エントリーモデルもここまで来たかと思わせる完成度、5,000円台の常識が変わる、通勤・通学に向く、といった言葉が並びます。低価格帯で一番のノイキャンと位置づけるレビューもありました。
Gizmodo Japanは、5,000円台でここまで順当に良くなったことに驚く見出しで、この製品を取り上げています。
私の読み方を書いておくと、P31iの評判は、尖った長所がある製品への称賛ではありません。弱点が少なく、買って後悔しにくいという安心感への評価です。音質だけで選ぶ人には、そこが物足りなく映ります。
音質は低音の迫力と聴き疲れしにくさに声が集まる
P31iの音は、11mmの大型ドライバーとBassUpによる低音の量感が土台です。レビューでは、低音は強すぎず輪郭がはっきりしていて、高音も刺さりにくく、長く聴いても疲れにくいチューニングだという声が目立ちます。楽天市場の口コミにも、低音がはっきり出るという感想がありました。
一方で、Ankerらしい低音強調のため、フラットな音を好む人には初期設定だと少し物足りないという声もあります。ここはSoundcoreアプリで調整できます。アプリのサウンドエフェクトから「カスタムEQ」を選べば、低音が強すぎると感じたときは下げ、弱いと感じたときは上げられます。
アプリにはほかに、ノイズキャンセリングのモード切り替え、タッチ操作のカスタマイズ、自動EQの作成、聴力測定といった機能があります。初期設定の音が合わなくても、5,000円台でここまで自分好みに寄せられるのは強みです。
ただ、対応コーデックはSBCとAACだけで、LDACのような高音質コーデックには対応していません。ハイレゾ級の音を期待する人には向きません。音質は、この価格ならまあ十分、というのが正直な温度感です。
ノイキャンは最大52dBで低音域に強く、無音にはならない

ノイズキャンセリングは、レビューによれば最大52dBの強さで、同価格帯ではトップクラスという評価があります。得意なのは低い周波数の騒音です。地下鉄や電車の走行音、オフィスのエアコンの空調音は、しっかり抑えられたというレビューがありました。
弱いのは高めの音です。車の走行音や電車の高音域は、上位機種と比べると少し聞こえます。完全な無音になるレベルではないと、複数のレビューが書いています。楽天市場の口コミにも、ノイキャンは価格相応で強力というほどではないと感じた人がいました。
低価格帯で一番と言われる場面があっても、それはあくまで価格帯のなかでの話です。静かさを最優先するなら、上位のLiberty 4 NCを検討する価値があります。Liberty 4 NCは「Ultra Noise Cancellation 3.0」を備え、LDACにも対応するモデルです。
一方、通勤電車やオフィスで低音のこもった騒音を減らしたいだけなら、P31iで足ります。私はこの用途なら、追加で数千円を出すより、P31iの4,990円セールを狙うほうが賢いと考えます。
接続は安定していると評価されるが、人混みで途切れた声もある
接続の安定性は、レビューでよく褒められています。音切れや接続トラブルはほとんど感じなかったという声があり、楽天市場の口コミにも、接続がとても安定していて音切れはほぼないという感想がありました。Bluetooth 6.1に対応し、マルチポイント接続で2台の機器を同時に待機させられます。
たとえば、パソコンとスマートフォンにつないでおけば、パソコンで動画を見ながらスマートフォンへの着信にも対応できます。
とはいえ、別のレビューには、人混みで接続が途切れることがあったという指摘もあります。電波が飛び交う場所では、環境による差が出るようです。前モデルのP30iと比べると、Bluetoothのバージョンが新しくなったぶん、満員電車のような環境でも途切れにくくなったとされています。
つまり接続は、多くの人にとって不満の出にくい部分ですが、人混みでの切れやすさをゼロと断言することはできません。毎日満員電車で使う人は、購入後の最初の1週間で通勤ルートでの動きを試し、返品や交換ができる販売店を選んでおくと安心です。
通話、防水、装着感は日常使いに足りる仕様
通話には、AIノイズリダクションが使えます。背景ノイズを抑えて声を届ける機能で、複数のレビューが通話品質の良さを特徴に挙げました。
防水防塵は、前モデルのIPX5からIP55に変わっています。IPX5は防水のみの表記でしたが、IP55は砂ぼこりなどの粉塵にも強い仕様です。粉塵の侵入を防ぎ、多少の雨や汗であれば問題なく使えます。通勤や軽い運動での利用を想定した水準です。水没させてよいという意味ではないので、風呂やプールでの使用には向きません。
装着感は、片耳約4.4gという軽さに加え、XSからLまで4サイズのイヤーチップが付属します。楽天市場のレビューには、フィット感を調整したあとに評価を4から5に上げた人がいました。装着感の良し悪しは、イヤーチップ選びで大きく変わるようです。買ったらまず、4サイズを付け替えて、ノイキャンの効きが一番よくなるサイズを探してください。
なお、楽天市場の商品名にはPSE技術基準適合と明記されています。国内の電気用品安全法の基準に適合した製品として販売されている、という表示です。
バッテリーは本体10時間、ケース込み50時間で、実測レビューもある

バッテリーは、P31iで数字が目立つ部分です。ANCオフなら本体10時間、ケース込み50時間。ANCオンでも本体8時間、ケース込み40時間まで使えます。ケースに戻して充電しながら使えば、数日は充電を気にしなくて済みます。
数字の裏づけが気になる人には、イヤホンレビュアーの猫居こうたさんの記事があります。Yahoo!ニュースのエキスパート記事で、P31iの連続再生時間と遅延を実測しました。自身のブログでは、P40iと使い比べるレビューも公開しています。公式の10時間、50時間という値に対して、実機ではどうだったかを確認したい人は、この記事から読むのが早道です。
私としては、ノイキャンを常時オンで使う前提で、本体8時間という数字を基準に考えるのが現実的だと思います。通勤で片道1時間の人なら、1日の使用に余裕があります。1日の外出が10時間を超える人は、昼休みにケースへ戻す運用が必要です。
買う前に知っておきたい弱点はコーデックと装着検知
レビューで挙がった弱点を整理します。
まず、高音質コーデックに非対応です。SBCとAACのみで、LDACを求める人には向きません。次に、初期設定は低音が強めで、フラットな音が好きな人には合わない場合があります。ここはEQで調整できます。
続いて、装着検知機能がありません。外したときに再生が止まらず、気づきにくいという指摘があります。ワイヤレス充電にも非対応です。人混みで接続が途切れたという声があり、ノイキャンは完全な無音になるほど強くありません。
この中で私が重く見るのは、装着検知がない点です。イヤホンを片方外して会話するたびに、スマートフォンで一時停止を押す必要があります。頻繁に外す仕事の人には地味に面倒でしょう。
逆に言えば、LDAC、ワイヤレス充電、装着検知は、5,000円台のイヤホンに求めすぎな機能です。全部を期待するのは、そもそも無理があります。
前モデルP30iからはドライバーが10mmから11mmに変わった
P31iを検討する人が最も比べるのが、同じPシリーズの前モデルであるSoundcore P30iです。レビューや比較記事に出てくる違いは、大きく4つあります。
ドライバーは、P30iの10mmからP31iの11mmになりました。音は、P30iが低音を強調しすぎて、ボーカルが少しこもって聞こえる傾向だったのに対し、P31iは低音の力強さを残しつつ、中高音の抜けがよく、解像感のある音になったという評価があります。
Bluetoothは新しいバージョンになり、満員電車や人混みでも音が途切れにくくなったとされています。防水は、P31iがIP55に対応し、P30iより水や粉塵への耐性が高くなりました。
なお、英語圏の比較サイトのなかには、P31iのコーデックについて異なる記載をしているものがありました。日本の公式情報とレビューはSBCとAAC対応としているので、この記事もそれに従っています。P30iを安く買える機会があっても、価格差が数百円なら、P31iを選んだほうが長く使えます。
P40iとLiberty 4 NCを選ぶ基準は遅延とノイキャンの強さ

上位に目を向けると、P40iとLiberty 4 NCが比較対象になります。
P40iは、P31iと同じく11mmの大型ドライバーとBassUpを備えています。P40iにはゲームモードがあり、音の遅延を小さくできます。アクション系のゲームや動画視聴が多い人には、P40iが向きます。P31iにはこのモードがありません。
Liberty 4 NCは、Ultra Noise Cancellation 3.0を備え、LDACにも対応するモデルです。P40iはUltra Noise Cancellation 2.0で、LDACには対応しません。PシリーズはAnkerが価格を抑えつつ人気の機能を載せたラインで、Liberty 4 NCは上位のラインに位置づけられます。
選び方の目安は、レビュー記事でこう整理されていました。静けさと音の情報量を重視するならLiberty 4 NC、価格、バッテリー、使いやすさを重視するならPシリーズです。
| 比較項目 | P31i | P40i | Liberty 4 NC |
|---|---|---|---|
| ドライバー | 11mm | 11mm | 記載なし |
| ゲームモード | なし | あり | 記載なし |
| ノイキャン | 最大52dB | Ultra Noise Cancellation 2.0 | Ultra Noise Cancellation 3.0 |
| LDAC | 非対応 | 非対応 | 対応 |
ゲームをしない、LDACも使わないという人なら、P31iを選んで問題ありません。
5,000円台の競合はRedmi Buds 6 LiteとEarFun Air Pro 4が挙がる
2026年のワイヤレスイヤホンのおすすめ記事や、5,000円台、5,000円以下の比較記事でも、P31iは頻繁に取り上げられています。5,000円台イヤホンの筆頭候補として推す記事もあり、セール時は5,000円前後で、ノイキャン、Bluetooth 6.1、マルチポイント、単体10時間、ケース込み50時間を備える点が理由です。
競合として名前が挙がるのは、XiaomiのRedmi Buds 6 Liteです。価格は2,480円で、ノイキャンとアンビエントモードを備えます。ノイキャンの効きはP31iと同程度としたうえで、音質は総合的にP31iが上とする比較がありました。値段だけ見れば、Redmi Buds 6 Liteのほうが2,000円以上安く済みます。
もう一つがEarFunのAir Pro 4で、価格は7,980円です。音質を重視する人向けと紹介されています。
購入で失敗したくない初心者には、バランスのよい選択肢としてP31iが推されています。iPhoneユーザーでも互換性の問題がなく、使いやすいという見方もあります。
私なら、P31iを選びます。2,480円のRedmi Buds 6 Liteは魅力的ですが、音質が上とされる点を考えると、2,500円ほどの差は払う価値があります。
接続できないときはケースの開閉と10秒間のリセットを試す
P31iのペアリングは、簡単です。初回は、イヤホンを充電ケースに戻して蓋を閉じ、もう一度蓋を開けます。イヤホンが自動でオンになり、Bluetoothのペアリングモードに入ります。
2台目の機器とペアリングするときは、イヤホンを耳に装着した状態で、両耳のタッチ操作エリアを3秒間長押しします。これでペアリングモードに入ります。
つながらなくなったときは、リセットが手っ取り早い方法です。イヤホンを装着し、両方のイヤホンのタッチ操作エリアを同時に10秒間長押しします。正常に完了すると通知音が鳴ります。
Anker Japanは、公式のFAQページとクイックスタートガイドのPDFを公開しています。接続できないときの直し方や、iPhone、Android、パソコンそれぞれへの接続方法を解説する個人ブログの記事もあるので、手順に迷ったときに参照できます。
Soundcore P31iを買うべき人と見送る人の線引き
ここまでの内容から、買うべき人と見送る人を分けます。
買うべき人は、初めてワイヤレスイヤホンを買う人、通勤や通学で使いたい人、コスパを重視してノイキャンが欲しい人です。5,000円台という価格に対して、ノイキャン、マルチポイント、長時間バッテリー、アプリ対応、IP55防水が揃っています。低音の迫力と、聴き疲れしにくい音作りにも声が集まっています。
見送る人は、LDACなどでハイレゾ級の音を聴きたい人、ノイキャンの強さを最優先する人、ゲームの遅延を小さくしたい人です。ノイキャン重視ならLiberty 4 NC、ゲーム用途ならP40iが候補です。
よくある疑問にも答えておきます。LDACに対応しているかという疑問には、対応していません、と答えます。SBCとAACのみです。ワイヤレス充電はできるかという疑問にも、できません。防水は使えるかという疑問には、IP55なので汗や雨は問題なく、風呂やプールは避けてください、と答えます。
Amazonのレビュー評価も高めだという情報はありますが、具体的な数値は時期によって変動します。購入前に、販売ページで最新の評価と口コミを確認するのが確実です。
5,000円台で選ぶならP31iという判断が妥当
P31iの評判をまとめます。評価されているのは、価格に対する機能の揃い方、低音の迫力と聴き疲れしにくい音、接続の安定性です。注意点は、SBCとAACのみのコーデック、低音が強めの初期チューニング、装着検知とワイヤレス充電がないこと、無音にはならないノイキャンです。
5,990円という定価でも、4,990円のセール価格でも、初めての一台として選んで失敗しにくいモデルです。音質だけで選ぶ人には物足りなくても、機能の総合点で選ぶ人には筋のいい選択になります。情報は2026年9月19日時点のもので、価格やセール状況は変わるため、購入前に公式ストアや販売ページで確認してください。